MDRB
MDR-7506改B
About
見たまま工作物,と思いきや割と実用的。 Bluetooth化したMDR-7506です。 モジュールごちゃごちゃは男のロマン。
今回は1からの作成ではなく,既存製品の改造です。 見たままですが,SonyのMDR-7506というヘッドホンをケーブル着脱式にし, Bluetoothレシーバを固定したものです。 ワイヤレスにはなってませんが,Bluetooth化といった感じ。
携帯性とかを考えると完全独立型ワイヤレスイヤホンのほうが便利なのですが, 耳垢ウェット系遺伝子勢としては,カナル式イヤホンを使うことに抵抗があります。 そのためワイヤレスヘッドホンを探していたんですが,いかんせん高い。 元々持っていたヘッドホンをワイヤレス(?)化すれば安く済むじゃん!となりました。
このモジュール組み合わせました感がこれはこれでいい感じですね。 プラグがレシーバと一体になっており,「もとからこういうデザインでしたよ?」 というほうが目立たなくて良さそうですが,手間が多そうなので諦めました。
折りたたむとこんな感じになります。 割とケーブルが邪魔ですが,長時間運ぶときはケーブルを外せばよりコンパクトになるので, 我慢できる範囲かな,と思います。
製作
材料一覧。プラグはOYAIDE製のP35GとP35GLで,ケーブルはBELDENの8422です。 プラグについては,コンパクトさで選定しました。ケーブルは適当。 レシーバはFioのμ BTRというもの。小型で安ければなんでも良かったです。
ケーブルを切断してプラグを差し込む穴の外側を削っているところ。 これを削らないとジャックが取り付けられないのですが, 削るときに高確率で周囲を傷つけるので注意が必要です。
ヘッドホン側の加工が終了した状態。見事に傷ついてますね。 まあ,使ってればいつか傷がつくものなのであんまり気にしてないですが。 リケーブル部分の工程については後述のyoutubeの動画が参考になりました。
Bluetoothレシーバの取り付け位置を検討している所。 この段階だと「レシーバのクリップで挟むような感じでどうにか固定できないかなぁ」と考えていましたが, 結構グラグラになりそうだったので諦めました。
MDR-7506は消耗品パーツを交換できるようになっているので,割といろんな所にビス止めがあります。 この部分のパーツはヒンジを隠す役割しかなさそうだったので,レシーバの固定に使うことにしました。 レシーバもクリップがあるので,クリップ部分に穴を開ければビス止めできる構造だったのがグッド。
取り付けた状態。縦向きより横向きのほうが,ケーブルの取り回してきに収まり良かったです。 このビス止めを外して元のパーツを取り付ければ,ケーブル着脱式にしただけのMDR-7506として使用できます。
参考動画
ヘッドホンのケーブル着脱式化については,この動画がとても参考になりました。 一連の作業手順が固定カメラ撮影で確認できるので,わかりやすかったです。