SysNo03

妖路歴程風手帳

About

SysNo02のコンセプトを活かしつつ, 開きやすさを考慮して6穴リングを再採用しました。 顔がついているのはご愛嬌。

普通のシステム手帳と同様のリング方式にしたSysNo03です。 用紙のサイズはSysNo02と同様にA4横を四つ折りにしたものです。 表に顔がついているのは,最近やったゲームである「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」 に出てくる主人公である「妖路歴程」をイメージしたものです。

数ヶ月SysNo02を運用してみて思ったこととしては, 「2穴パンチで表紙ごと綴る方式だと,左端が書きづらい」 「背表紙がないと中の紙がすぐにダメージを受けてボロボロになる」 ということでした。 システム手帳の基本の形はそれなりに意味があったのを学びました。

それにしても良い色の革ですね。 とっても綺麗な赤色なので,また何かに使いたいです。 妖路歴程の設定画を見ると裏は顔がなかったので, シンプルなものにしました。

中身はSysNo02と同様にlatex + pythonで作成したもの。 内閣府が祝日をcsvで提供しているのですが, 2019年時とフォーマットが微妙に変わっていたので, プログラムに若干の修正が必要でした。 2穴のときより,穴の位置が端よりになったので,多少書きやすくなっています。

製作

まずは厚紙を切って型紙作り。 初めは目の部分をもっとリアルにしようかとも思ったのですが, 輪郭が朧げなデザインだったので即諦めました。 妖路歴程といえばあの目なので,再現できたら良かったんですけどね。

パーツを切って並べたところです。 フリクション系のボールペンで線を切り取り線を弾くと,割と綺麗に消せるので便利でした。 今回は外側の赤い革が1.6 mmで,内側の黒い革が1 mmの厚さです。 大きさは大体縦240 mm,横100 + 20 + 100 mmです。

目は諦めましたが,歯は頑張って縫いました。 一番右の前歯がヘニャったのが悔しい。 何なら白い革を貼ってもよかったのでは?と縫いながら思いました。

縫い終わり。 目と口以外の構造はSysNo01とほぼ変わりありません。 柔らかめの革だったので,コバ面を綺麗にするのに気を使いました。 あまり綺麗になりませんでしたが。

内側。バインダー金具は取り外しができる方が好きなので,2つのビスで留めるタイプを使っています。 ビスとバインダー金具の間にしっぽ(スピン?)の紐を取り付けるための三角形の金具を挟みました。 この三角形の金具は引出しに入っていた余り物で,元々なんのために買ったのか不明です。

表紙部分の強度をもたせるために,間にプラ板を挟んでみました。 厚さ1 mmのペットボトルに近い素材のやつです。 カッターで簡単に切れるので,扱いやすく,だめになってもすぐ交換できます。 大きさは縦230 mm,横90 mm。 角は適当に削って落としています。

入れている様子。 プラ板で補強してあるほうが,手帳としてシャッキリして使いやすいように思いました。 今後,手帳作る際はこの方法をまたやりたいと思います。 中央の赤い革はリング痕が表紙につかないように横に広げているデザインなのですが, プラ板が出ていかないよう押さえる役割も担っています。完成してから判明しました。

To Be Continued

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