Dummy Head

ダミーヘッド

About

バイノーラル録音を可能にする疑似頭です。耳の位置に取り付けたステレオマイクによって その場にいるような臨場感を再現します。 このダミーヘッドにはカメラを載せる台も容易されているため, 視覚情報と聴覚情報をシンクロさせることが可能です。

バイノーラル録音を可能にする疑似頭。作成費の割にはかなり臨場感のある音が録れます。 半球型の耳のようなモノを取り付けることで, 聞こえ方を少しでも改善しようという努力が見られます。 実際に効果があったかはよくわかりませんが。

ダミーヘッド本体は発泡スチロール製のマネキンですが, そのままマイクを取り付けると音響的に良くなさそうだったので, 発泡スチロールの一部を破壊してシリコンを充填してあります。 またマイクはパナソニック製のコンデンサーマイクWM-61が両耳にあり,耳の前後を再現するために, 発泡スチロール製の耳本体をその上から取り付けています。 図は左耳の様子.荒れた表面部分がシリコンを充填した部分で黒い点がコンデンサーマイクです。

下側の様子。元々中は一部空洞になっていたので,配線は内部を通っています。 ステレオミニプラグの在庫が手元になかったので,断線したイヤホンのプラグを流用しています。 そのため,カバーもないむき出しの配線となっています。 後日,交換しようとステレオミニプラグを購入したのですが,その後引っ越し等があり行方不明です。

製作

元の発泡スチロール製マネキン。こういった工作系webページにありがちなことですが, 残念ながら製作中の写真が一切残っていませんでした。 夢中で作るあまり,記録を残さないのはもったいないですね。 製作工程としては,まず初めにこのマネキンを前後に割り,シリコンを充填する耳部分を繰り抜きます。 その後,中にクッションの綿を詰めながらプラグを配線しておいたコンデンサーマイクを設置しつつ,シリコンを充填して固定します。 発泡スチロールは加工しやすい材料ですが,静電気で身体に大量に付着し,部屋が発泡スチロールのカスだらけになるので,掃除が大変です。

動画

すれ違う車のエンジン音などの臨場感が素晴らしいです。 エンジンを積んでない自転車ならではの穏やかな車載動画となりました。 道を歩く人の話し声も聞こえるほど鮮明なマイクですが,荷台に直付けしているため, カメラの振動と共に振動音も頻繁に発生しているのが改善点です。

To Be Continued

HOMEへ戻る